本日の講義と学生さんからの質問

こんにちは、ナースαの片岡です☺
本日は看護学校にて講義を行ってきました💡
内容は胃切除後の合併症で、主にダンピング症候群について講義をさせて頂きました✎
ダンピング症候群は私も学生の頃、理解に苦しんだのを覚えています💦
学生さんたちも「ダンピング症候群は苦手~」という方が多かったですね📚
せっかくなのでダンピング症候群の概要に触れていきましょう☆


ダンピング症候群は「早期ダンピング症候群」と「晩期ダンピング症候群」に分類されますね👀
早期ダンピング症候群は【食後すぐに】現れる症状の総称であり、晩期ダンピング症候群は【食後2~3時間後に】現れる症状を指します💡
では、それぞれどのような症状があるのかを見ていきましょう☆

① 早期ダンピング症候群
早期ダンピング症候群の発生要因は、浸透圧物質(食物)が急速に小腸に流入することにあります✎
浸透圧物質が小腸内に流入すると、周りの血管内にある水分を小腸内に引き込んでしまいます💦
これによって血管内の水分が減少するため、結果として血液量が減少します👀
血液量が減ることで、血圧は低下し、目眩が起きたり、心拍数が増加したりします💡
これらの症状をまとめて、早期ダンピング症候群といいます📚

② 晩期ダンピング症候群
晩期ダンピング症候群はインスリンの過剰分泌が発生要因となります💡
胃が切除されることによって、食物が急速に小腸内に流入し、およそ2時間後に食物は消化され、血管内に吸収されます☆
吸収される際、多くの糖質が過度に吸収されるため血糖値は急上昇し、それに伴いインスリンの分泌量も急上昇します💦
その結果、血糖値が急低下し、低血糖を引き起こします👀
これが晩期ダンピング症候群の概要になります💡

胃がなくなることで人体に与える影響は様々あるんですね💦
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