【貧血】胃を切除すると貧血になるのはどうして??

こんにちは、ナースαの片岡です☺

本日は学生さんの質問をもとに貧血についてお話していきたいと思います💡

以前、1年生の学生さんから「胃を切除すると貧血になるのはどうしてですか?」と質問を受けました☆

確かに「胃」は食物を貯蔵する以外の働きって曖昧になりがちですよね💦

それでは、いと貧血の関係性についてお話していきたいと思います☆

赤血球をつくるためには「鉄」や「ビタミンB12」が必要!

貧血とは赤血球が減ってしまうことを指しますが、その原因は様々です💡

貧血はその原因によって名称が異なってきますよね📚

貧血の原因の一つに、赤血球の材料が不足することで貧血を呈するものがあります☆

その材料とは「鉄」や「ビタミンB12」を指しますが、じつはこの2つ、体に取り込むためには「胃」が必要となります💡

鉄の吸収には【胃酸】、ビタミンB12の吸収には【内因子】がそれぞれ必要になります✎

この両者を分泌するのが「胃」なんですね💡

つまり「胃」があることで赤血球の材料を体に取り込み、赤血球を正常に産生できるのですね!

ですが、胃がんなどが原因で「胃」を切除すると、赤血球の材料を取り込めなくなるわけなので、赤血球が正常に産生できず、結果として貧血を引き起こしてしまうわけですね(~_~;)

ちなみに「鉄」が不足して起こる貧血を【鉄欠乏性貧血】、「ビタミンB12」が不足して起こる貧血を【巨赤芽球性貧血】といいます💡

そのため、胃を切除した患者さんは【鉄剤の内服】や【ビタミンB12の注射】を行います📚

貧血の種類は様々...

上記にも述べたように貧血の種類は様々です✎

このほかの貧血も国家試験や実習の事前学習には必要となってきます💡

「貧血についてもっと理解を深めたい!」という方は、お気軽にご相談ください☆

引き続き、素敵な看護師になれるよう頑張っていきましょう☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA