【解剖生理学の基礎】浸透圧について
こんにちは、ナースαの片岡です☺
本日は個別学習の学生さんから多くの授業依頼がある「浸透圧」についてお話していきたいと思います💡
浸透圧って何??
浸透圧は文献によってさまざまな表記がされますが、どれも難しい表現がされています💦
そのため、「浸透圧=苦手」となってしまう方々が多いです(+_+)
私はいつも「浸透圧は【水を引きつける力】だよ」とお話しします✎
そんな浸透圧という力を持ったものがヒトの身体には代表例が3つあります☆
それは「Naイオン」・「糖」・「アルブミン」です👀
これらはすべて血管内に存在しますが、これらが浸透圧という力によって血管内に水を引き付けることで、血管内に正常な血液量を保持できます📚
少し難しいので例を挙げてみましょう💡
低アルブミン血症で浮腫
皆さんもご存知のように低アルブミン血症では浮腫を呈します✎
では、その理由を浸透圧に基づいて理解していきましょう☆
先ほど述べたようにアルブミンは浸透圧をもっていますので、血中にアルブミンがあればあるほど、血液量は増えます☆
ですが、逆にアルブミンが低下すると、血管内に水を引き付ける力も低下しますので、血管内の水は血管外へ露出していきます💦
この水が間質液量を増やし、結果として浮腫が起こります💡
浸透圧の知識は様々な病態の理解に必要!
このように浸透圧は病態を理解するうえで、大変重要な知識となります✎
この他に、
- 糖尿病でなぜ口渇・多飲・多尿が起こるのか?
- 高血圧予防になぜ塩分制限が必要なのか?
- アルドステロンはどうやって血圧を上昇させるのか?
を知るためにも浸透圧の理解は必要になります☆
詳しく知りたい方は、個別学習にて一緒に学習していきましょう!
夏休みで学力の差はどんどん開いていきます、頑張って有意義な学習生活を送っていきましょう☺