「バセドウ病」で心不全が起こるのはなぜ??

こんにちは、ナースαの片岡です☺
本日は今年度国家試験を受験される学生さんからいただいた質問を紹介していきます💡
内容はタイトル通り、バセドウ病で心不全が起こるメカニズムについてです✎
確かに、バセドウ病の合併症として心不全は有名ですが、その機序を知ることも大切ですね👀
そもそもバセドウ病は甲状腺機能亢進症の1つであり、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで様々な症状が出現します💦
なので甲状腺ホルモンの働きが分かれば、バセドウ病は簡単に理解することができます💡
それでは解剖生理学から復習していきましょう☆

甲状腺ホルモンとは?

甲状腺ホルモンにはトリヨードサイロニンとサイロキシンがありますね✎
名前は違いますが、構造が違うだけでそのほかの特徴(作用など)は同じです☆
甲状腺ホルモンには様々な働きがありますが、その中の1つに「心拍数の増大」があります📚
ということはバセドウ病になれば、この「心拍数の増大」が過剰に働くため、動悸や頻脈といった症状が出現することも理解できますね☆
また、心臓が一生懸命収縮するので、心臓に対する負荷も増大します。これによって、やがて心不全に至ってしまうことがあります💦
解剖生理の知識が疾患に繋がりましたでしょうか?👀

疾患の理解には解剖生理学の知識が不可欠!

1年生で学習した解剖生理学の知識が疾患を理解することに役立ち、最終的には看護をするために必要な知識へと生まれ変わります☆
「看護過程が苦手!」という方は、まず解剖生理学から学習していくことをお勧めします💡
引き続き皆さんを応援していますね☺

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